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2016年8月21日日曜日

マレフィセント Maleficent

元カレ コロス


公開2014年
監督 ロバート・ストロンバーグ
脚本 ポール・ディニ
         リンダ・ウールバートン
製作 ドン・ハーン
          ジョー・ロス
出演 マレフィセント:アンジェリーナ・ジョリー(吹替 深見梨加)
オーロラ姫:エル・ファニング(上戸彩)
ステファン王:シャールト・コプリー(てらそままさき)
フィリップ王子:ブレントン・スウェイツ(立花慎之介)
ディアヴァル:サム・ライリー(阪口周平)

☆☆☆


◯あらすじ◯
  遥か昔二つの隣り合った国が争いを続けていた。一方は傲慢な王様が支配する人間の国、一方は妖精や不思議な生き物たちが仲良く暮らす素敵な国。
  丘の上の大きな木に住む逞しい黒い翼を持った女の子は、人間の世界に興味津々。
妖精の国に人間の子供が迷い込んだと聞き、目を輝かせて飛んでいきました。
彼女の名は「マレフィセント」…。

◯この映画について◯
  ディズニーの「眠れる森の美女」のスピンオフにして、実写版。
アンジェリーナ・ジョリーが主演で、しかも主人公が本編では悪役のはずのマレフィセントです。なかなか勇気がありますね。


  元映画との違いですが、

「眠れる森の美女」のマレフィセント…悪の魔女。
オーロラの誕生パーティーに呼ばれなかった腹いせに呪いをかける。
16年間オーロラを探しまわったが、妖精3人の策略により、見つけられなかった。

実写版のマレフィセント…元々妖精。
ステファン王といい仲だったのに裏切られ、その娘に呪いをかける。
オーロラ姫が赤ん坊の頃から陰から見守っており、オーロラからも信頼されている。

ど ち ら さ ま で す か

あと眠れる〜の方で優しそうなパパだったステファン王がクズ化、
オーロラの運命の相手フィリップ王子が空気です。
舞台背景からして別物です。これはあまり眠れる〜を意識しないで見た方がいいです。

◯よかった点◯
すごく細かいんですが 「妖精は鉄に触ると火傷する」っていう設定がファンタジーっぽくって好きです。話のなかでもマレフィセントを追い詰める一要素になってたしね。
あと、金かかってんなーというか、森の仲間たちとか魔法を使うシーンのエフェクトとかCGがすごかったです。
あと個人的にマレフィセントが城に乗り込んで呪いをかけるシーン、台詞が眠れる〜の呪いのシーンそのまんまで嬉しかったです。マレフィセントがあえてお上品に振舞ってるとことか、お妃様のセリフもそのまんま。あそこの原案リスペクトは嬉しかった。
あと、この映画オリジナルのマレフィセントの従者、ディアヴァルっていうんですけど、カラス形態でオーロラの子守をするシーンがなんか好きです。

◯イマイチだった点◯
眠れる〜のことを切り離して考えなくてはいけないとは分かっていても、
「※閲覧注意!!※  マレフィセント視点! キャラ崩壊注意!  ステファン王クズ化!
フィリップ王子空気化! オリキャラ注意! オーロラとマレフィセントをイチャイチャさせたかったんです(^_^;)  マレフィセント大好きなんで愛だけは溢れてます!!←オイ 見ていただければ幸いです( ´ ▽ ` )ノ」って感じでモヤモヤしてた。古い腐女子に分かりやすくいうとこんな感じだった。
マレフィセントを主役にするには周りのキャラを犠牲にしないと辻褄が合わないんですよね。
原作を切り離して単品で見れば普通に面白いって人もいるかもしれないけど
私は個人的に1回見たらそれで満足です。

◯小話◯
幼少期のオーロラとマレフィセントが初対面するシーンあるんですけど、
どの小役を連れてきても特殊メイクのアンジェリーナ・ジョリーにビビって
泣いちゃってどうしようもなかったそうです。
そこで、唯一アンジェリーナを怖がらなかった実娘、ヴィヴィアン・ジョリー=ピットを起用したそうです。あそこはほのぼのした。

◯まとめ◯
これは逆に原作知らない方が比べずにすんで楽しめたんじゃないかなーと思います。
ていうか私が無駄にマレフィセント好きだからモヤモヤしてただけかもしれませんが。
王道ファンタジーって感じで雰囲気は良かったです。
不器用な愛が見たい人は是非。(あまり百合って感じはしないよ)

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