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週一更新を目指す映画感想ブログ。
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2016年7月27日水曜日

眠れる森の美女

 
三妖精物語

公開 1959年
監督 クライド・ジェロニミ(指揮)
    ウォルフガング・ライザーマン(演出) 他
脚本 アードマン・ペナー 他
原作 シャルル・ペロー
キャスト オーロラ姫 メアリー・コスタ(吹き替え:すずき まゆみ)
      フィリップ王子 ビル・シャーレイ(:古澤 徹)
      マレフィセント エレノア・オードリー(:沢田 敏子) 他
※キャストはすべてDVD最新版です
☆☆☆☆

〇あらすじ〇 昔々とある国。生まれたばかりの王女、オーロラ姫の誕生を祝うため世界中からありとあらゆる人が祝福に訪れました。お祝いに駆けつけた3人の妖精がそれぞれ美しさときれいな歌声を贈ったその次の瞬間。暗雲とともに城にあらわれた黒い魔女、名はマレフィセント。
 祝いの席に呼ばれなかった腹いせにマレフィセントはオーロラ姫に呪いをかけて去っていきました。「オーロラ姫は誰からも愛され、美しく成長する。だが15歳を迎えるとき、糸車の針に指をさされ王女は死ぬであろう・・・」

〇鑑賞にいたった経緯〇
 実は生まれて2X年、ストーリーはぼんやり知っていながらも一度も見たことがなかったこの作品。金曜ロードショーでスピンオフ実写映画「マレフィセント」が放送されるということで、予習のためにDVD借りてきました。1週間も2週間も前の感想を今頃まとめてるだめだめ野郎ですいません。

〇オススメポイント〇
 1、美しい映像
 背景・人物ともにカクカクというか、メリハリがあって「外人が作ってるなぁ」感がすごい出てます。絵本の1ページがそのまま踊りだしたような洗練された画面を登場人物たちがヌルッヌル動きます。キレイ。

 2、ロマンティック過剰
 童話モチーフなので、お姫様と王子様の王道ラブロマンスです。
 オーロラ姫が身分を隠し、森の中でひっそりと暮らしてるんですが「素敵な方とお話ししたの・・・夢の中で」と箱入り娘全開で森の動物たちと踊るシーンが最高にかわいい。
 そのあと偶然通りかかったフィリップ王子が「前にどこかで会ったよね?そう、夢の中で!」といってナンパするシーンも大好きです。
 もちろんラストにはキスシ――ンがあるぞい。

 3、マレフィセントがカッコイイ
 もはや説明不要ですが、悪役好きの傾向がある私はマレフィセントとお供のカラスがかっこよすぎてダメでした。呪いかけるシーンもですが、ドラゴンに化けて火吐くとか反則。好き。
 あとカラスがかなり有能。マレフィセントからも信頼されてる唯一無二の部下ですが、惜しいカラスを亡くしました。

 4、普段着のローズが激マブ
画像はネットの拾い物です・・・

 完全に個人的趣向ですが、ローズ時代の質素ながらエレガント、姫の生まれ持った美しさを存分に引き出すあの私服姿がめっちゃ好きです。これは完全に性癖です。
 ちなみに「眠れる森の美女」で検索するとブルーのドレスとピンクのドレスを着ているバージョンがありますが、これは本編見れば理由がわかります。私はブルーが好きかな。余談ですが、一番おっとりしてて涙もろい緑の妖精が一番好きです。
 
 5、王子
 私が愛してやまない「勇者警察ジェイデッカー」の「勇者刑事 デッカード」役の古澤さんがフィリップ王子(台詞のみ)役でした。全然気が付かなかった。現代人からすれば初対面の娘ナンパするチャラめの王子ですが、私は好きです。王位と許嫁を捨ててまでローズを愛した一途さとか。あそこホント運命のいたずら。王子も私服かわいい。

???ポイント
・主人公が妖精
 タイトルこそ「眠れる森の美女」ですが、全編通して一番動き回ってるのは三人の妖精。
冒頭でオーロラ姫に贈り物をしてからというもの、姫を匿い森で共同生活→姫が眠る→国中の人々を眠らせる(!?)→王子を探す→王子を救出→王子をサポートしてヴィランを倒す
ずーっと妖精のターン!しかもオーロラが眠りについてからはオーロラ&フィリップのセリフはなし!なんで?
 姫が眠ってるのも15歳の誕生日から翌朝あたりまでです。まあ、タイトルに文句つけるのもアレですが。

・突飛
 原作では「妖精の3つ目の贈り物のおかげで死なずに眠ったまま100年後、王子に助けられる」という話らしいので、そこをスピーディーに描くには脚本上しかたなかったのかもしれませんが、な ぜ 国 民 を 眠 ら せ た。 あと、姫を匿って15年間暮らすとこまではよかったんですが、15年目にマレフィセントに見つかったのは大部分が妖精のミスですな。(残り半分はマレフィセントの手下がアホすぎた)

まとめ
 美しすぎるのでもう一回見たくなってきた。疲れた心が癒されるはず。
全くの別物スピンオフ「マレフィセント」はまた後日投稿しますね。(・ω・)ノ

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