大晦日のとあるホテルのドタバタ群像劇。
公開 2006年監督・脚本 三谷幸喜
制作 亀山千広 島谷能成
出演 新堂平吉(役所広司)
竹本ハナ(松たか子)
只野憲二(香取慎吾)
武藤田勝利(佐藤浩市)
ヨーコ(篠原涼子)
矢部登紀子(戸田恵子) 他
wikiより
ジャンル 邦画 コメディ
☆☆
あらすじ 年越しカウントダウンパーティの準備で大忙しのホテル・アバンティではトラブルに次ぐトラブル。なにやらいわくありげな客たちと、てんやわんやの従業員と、人間模様。垂れ幕の誤字から物語は始まる・・・。
まず一言
THE群像劇。少しいろいろありすぎたけど、年越しのそわそわ感がすごくよく出てた。
印象に残ったキャラ
ヨーコ(篠原涼子)かな。徹頭徹尾おちゃらけてて、初見のうさんくささがはんぱなかったけど、見てるうちにヨーコの優しさが出てきてよかった。
あと客室係コンビ。野間睦子(堀内敬子)さんがかわいかったし、ハナさんもラストの電話してるシーンがよかった。幸せになれよ。
アシスタントマネージャの矢部登紀子(戸田恵子)さんが最初いいなーって思ったんだけど、あの人結局何もなかったんだよなぁ。画面にかなり写ってたのに皆のフォロー、フォローばっかりでなぁ、彼女の役割がいまいちよくわからなかった。画面に出るたびなんとかしてくれそうな安心感はあったけど。
副支配人(役所広司)も最初父性を感じて好印象だったけど、段々あんたもういいから仕事してなさいってなってきて辛くなった。みえっぱりめ(´・ー・)
印象に残ったシーン
富豪(津川雅彦)が部屋に運ばれてきてからの一連のやりとりはよかったな。ハナさんの中で、何かが動かされた瞬間といいますか。富豪がちゃんと人払いしてから話始めたのもえがった。
あとチェリー(YOU)が歌うとこかね。チェリーいいとこなかったし、わからんキャラだったけど最後で歌えてよかったね、チェリー。
あとよくわからなくて印象に残ったのは、武藤田(佐藤浩市)が会見中止したがったとこ。歌を聴いて何か感じたから腹くくったのかと思ったら、コロッと自分の言ったこと撤回して、なんやねんと思った。結局あの人どうするんだろ。
まとめ
トラブルが次から次へと舞い込んでくるストーリーなので、見るときはかなり集中して見ないといけないかもしれません。特に私は役者の顔をよく理解してないので、見終わった今若干疲れました。かなり有名な人起用されて豪華キャストなのにね。うーん。
見て超ハッピーになるとか、感動のあまり涙するような映画ではなかった気がします。
ただ、登場人物がたくさんいる中で各々が「自分」というのを見つけ出し、肯定できるようになった大晦日になったんじゃないかな。「ひとりひとりが主人公」なんだってメッセージを私は勝手に受信しました。うまくまとめられない。
ちなみにwikipediaによるとこの映画、興行収入60億いったそうです。三谷監督の他の作品もみてみたいなー・・・。
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