子供に見せない方が良いヒーローもの
公開 2010年監督 マシュー・ヴォーン
脚本 ジェーン・ゴールドマン マシュー・ヴォ―ン
原作 マーク・ミラー ジョン・ロミータ・Jr
キャスト デイヴ・リゼウスキ【キックアス】 (アーロン・ジョンソン/吹替 佐藤拓也)
ミンディ・マクレイディ【ヒット・ガール】 (クロエ・グレース・モレッツ /沢城みゆき)
クリス・ダミーコ【レッド・ミスト】 (クリストファー・ミンツ=プラッセ /勝杏里)
デイモン・マクレイディ【ビッグ・ダディ】 (ニコラス・ケイジ /内田直哉)
フランク・ダミーコ (マーク・ストロング /斎藤志郎)
☆☆☆
※結構バイオレンスで血がいっぱいの映画だよ。一部フラッシュ注意※
〇見る前の印象〇
ちょっとお下品なヒーローオマージュのコメディかな?
〇見た後〇
血生臭ぇ
〇あらすじ〇
ヒーローに憧れを持つ冴えないオタク、デイヴはある日自作のヒーロー衣装に手を出してしまった。平々凡々小市民なデイヴだったが、ある日本当に人助けをしてしまう。緑のちょいダサい謎のヒーロー「キックアス」は瞬く間に世間の人気者に。そしてデイヴはとある事件をきっかけにホンモノのヒーローに出会った・・・。
〇好きなキャラ〇
ありきたりだとは思いますが、ヒット・ガールですね。無双です。超カッケー。
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口汚いとこがさらにイイネ |
演じたクロエちゃん当時13歳だそうです。アクションほとんど自分でやったってホントかな。だとしたらものすごいことですよ。あんなん攻めて来たら漏らすわ。
この親子が悲しく、カッコイイ映画でした。あの粋な回想シーンは面白かった。私パパの旧友も好きなんですがね、こいつ怪しくね?とか思ってた私を許して。
最初に言ってた「犬とお人形が欲しい」は本心だったのか、本当にただの冗談だったのか、ちょっと気になりますね。どうかフツーの女の子の幸せを掴んで。
もう一人のパパ、明らかにヴィラン顔の方ことダミーコも好きです。
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ハゲつよい |
クリス「キック・アスかっこいいよね。困ったとき助けてくれそう」
パパ「パパには部下が100人いるのにこいつに助けてもらうのか?」
パパの恐ろしさと家族への甘さとも一つおまけにパパの恐ろしさが出ててかなり好きなシーンです。でもなんだかんだ部下も言うこと聞いてたし、ボスとしてはなかなかだったんじゃないでしょうか(贔屓目)某露西亜の大統領を彷彿とさせますね。色々と。まあ、こいつがこの映画の諸悪の根源ですけどね。
彼の息子は・・・どうすんだろ・・・このドラ息子。この子も親父の影響で人生ねじれてる子であるんですが、うーん。
〇ちょっと気になったとこ〇
デイヴに都合よすぎるとこ(GFができたり、ヒット・ガールに殺されなかったり、いろいろ)
ケイティがストーリー上必要だったからねじこんだ子感が出ててもやっと
あまりネチネチ書かないようにしような。デイヴがキメル時は本当にちょっとかっこよかったしな。ちょっとだけ。
〇こぼれ話〇
キックアス=直訳すると「ケツに蹴りを入れる」ですが、使い方としては「ボッコボコ」的ニュアンスだそうです。確かにバイオレンス70%ヒーロー15%ドラマ10%下ネタ5%くらいの映画でした。
あと、主人公の吹き替えが佐藤拓也ってまったく気が付かなかったんですよね。ミンディの声もまさか沢城みゆきとは思いませんでした。普通は気づくもんなのかな。
あ、パッケージにデカデカとヒット・ガールが出てますが、お察しください。
〇一言〇
ヒーローになるのに必要なのは、衣装じゃない。度胸さ(ドヤァ)
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